一念発起しすぎ問題

いつだってリセット願望に塗れている。

先日大学同期の結婚式があったんですよ。
式自体は今まで真面目に生きてきた二人がお金と真心をかけた式という感じでもちろん非常に良いものでしたが、個人的には大学の同期に会えたことが一番嬉しかったです。
時間的な制約と体力的な問題で全員とゆっくり話すことは出来ませんでしたが、良い刺激を得る機会になりました。
家庭が出来て責任感を持つ者、仕事の責任が増えて身を削って働く者、それぞれ頑張っていました。こいつらゆとり世代じゃなかったっけ?と疑問に思うくらい実直に過ごしているメンバーばかりでした。

その中のひとりがこのブログのことを覚えていてくれて、まあ私はほとんど忘れてたんですけど、読んでくれている人がいるなら嬉しいなあと思って書きます。
ちなみに今はあまり良い精神状態ではないので暗い話です。


早く今年を終わらせよう。もう新しい年の手帳も買ったしまっさらな気持ちで生活を始めたい、まだ暦は12月にもなっていないが。
このような気持ちで最近過ごしていたのですが、先日先の人に指摘してもらえました。また一念発起かと。もちろん直接的には言われておらず自分がそう感じただけなのですが、なんだかとても恥ずかしくなりました。
どうも今までの人生、自身で決めたことが一向に続かず(勉強も日記もスキンケアも、最近だとダイエットがいい例ですね)、扶養されていたころは親のおかげで楽に過ごしてこれましたが大学あたりからどんどん怪しくなってきます。
就職してもまあだましだまし過ごしてきましたが、30歳近くなってあれ?と思いました。先日も監査役監査で親会社の監査補助に来ていた年下女子に会計の不備を指摘され、非常に低レベルな仕事をしている事実を突き付けられてしまったのです。

どうしたもんじゃろの〜 と考えてるフリしつつ。

そして私的なこととして、3年くらい前から父の会社が倒産したり、祖父母を亡くしたり、その心労からか母が(余命はあまり関係ないが寿命は確実に縮んでいるだろうなというような)なかなかハードな病気になってまだ治ってなかったりというようなことを経験しました。
なんか…歳をとるって辛いものなんだなって肌で感じています。

そんな環境から脱したいと考えて色々試みるんですが、まあ続かない。そして自己嫌悪に繋がる。そんなん発起し損ですがな!
自分は一念発起に向いてないんだなと思いました。意気込んで大層なことをやるよりも、思いつきでなんとなく行動して、面白い、快いと感じれば自然と続く、というような方が向いているのかなと。右脳派なんでしょうかね。自分に甘いだけか。わはは。


先ほどフィールサイクルという自転車のジムに申し込みました。ここ何年もずーっとジムに通うか悩んでいて、お金と続けられるかの問題で取り止めにしていたんですが、ちっとも痩せないし面白そうなのでなんとなく通ってみます。
一念発起にならないようにゆるゆる頑張ります。



めちゃくちゃな文章になってしまった…。
多分今年はもう書かないと思うので、良いお年を!

太った話。

びっくりするくらい太ってしまいました。


社会人になってからじわりじわりとキていたのに見てみぬふりをして、毎年会社の総務的な立場を利用し社内の健康診断結果を見て同僚のあの子よりは太ってない、よし、という最低なことをしていたのですが、先日半年ぶりに体重を量ったら自己最高記録を叩き出してしまいました。
予想より5kgも多く半年で6kg、学生のころから考えると8kgは太っています。

そんなに食べてないのに!というデブにありがちな悲痛な叫びを抑えてまずは2週間摂取カロリーを記録してみました。
結果は平均して1600キロカロリーでした。
たいして食べてないじゃん、とデブは思うのですが、実際問題体重は増えているので摂取カロリーが過剰なのでしょう。しかしながらこれ以上食べる量を減らすのは難しい気がする、一食500キロカロリー+仕事中のコーヒーでそれくらいいってしまうではないか、大体この前食べたインドカレーレディースセットなんか一食1300キロカロリーあったし無理無理!と戦々恐々としています。
世の女子は何食ってその素敵な体型を維持してるのでしょうか…。

ということで残る手段は消費カロリーを増やすことです。超基本的な話ですが、消費カロリーを増やすには二通りあって、有酸素運動で直接的にカロリーを消費する方法か、筋トレをして基礎代謝を増やしてカロリーを消費する方法があります。私はインターネットの情報に踊られやすいので「ダイエット 方法」というキーワードで検索しまくっているのですが、有酸素運動で消費出来るカロリーなんて微々たるものなので筋トレしようぜ派と、筋トレで増える基礎代謝なんて微々たるものなので有酸素運動しようぜ派が混在しており、え~有酸素運動も筋トレもたいして意味ないの?じゃあやらんわ、と早くもやる気を削がれています。こうしてゴロゴロしてまた太っていくのです。

これがアラサーの老いなのか、恐ろしい。
老いって解決方法が自分が頑張るしかないのが怖い。



ということで、ダイエットを始めています。

□摂取カロリーを記録する
□水分を毎日1.5リットル摂る
□朝夕の食事に難消化性デキストリンを加える
□起きたらストレッチをする
□最寄り駅までバスからチャリ通に変える(往復6km)
□スクワットする(50回)

というゆるい感じで2週間やってきましたが、体重は増え続けています。
維持ならまだしも増えるって…。


とりあえず一ヶ月間続けてみてダメそうだったら運動強度を増やしてみようと思います。
加齢って怖い!

新島に行きました

年末年始は新島と式根島で過ごしました。天気に恵まれたこともありとても気持ち良く過ごせました。

新島は伊豆諸島のひとつで、大島・利島に次いで三番目に近いところです。フェリーで10時間、高速ジェット船で2時間、飛行機なら30分で着きます。今回は行きはフェリー、帰りは飛行機にしました。冬はフェリーの就航率が低くいつ帰れるかわからないためです。

新島の印象は海がきれいだなあというものでした。昨年は奄美大島、一昨年は八丈島で過ごしましたが新島の海が一番青く感じました。埼玉県民には俄に信じがたいくらいの青さで、ところどころターコイズブルーのような輝きがありました。

新島の全盛期は海外旅行がメジャーになる前の昭和の頃で、当時はナンパ島と呼ばれるほど若者達に溢れていたようですが、年末年始だったこともあり現在は静かで少し寂しいくらいのところでした。私は賑やかなところは苦手なのでちょうど良かったです。

当初は釣りをしようと思って行ったのですが、釣りの始め方がよくわからず、案外やることがいっぱいあって結局出来ませんでした。今年の目標のひとつに釣りを始めることがあるので、近いうちにショップで一式揃えて多摩川でどじょうを釣るつもりです。

二日目には連絡船で隣にある式根島に行きました。10分ほどで着きましたが小さな船だったので揺れて揺れて酔いました。帰りは船内に座らずデッキで揺れに身を任せていたら大丈夫でしたが、漁師にはなれそうもないなと思いました。

式根島は新島以上に小さく、一日徒歩でほぼ廻りきれるサイズの島です。なぜ私が島を好きかというとモノがありすぎないからです。広すぎず必要最低限のモノはあるという贅沢。流行のミニマリズムに通ずるのかもしれません(が私の部屋は物に溢れています)。
島には勝手に湧いている温泉がいくつもあり、昔の人が多少道を整備してくれていてもほぼ崖を下ってギリギリ海じゃないところにおじさんおばさんがそこらで着替えて(要水着着用)入ってみるけど熱すぎて入れない、でもこっちは冷たい冬の海、みたいな感じでうろうろしていて面白かったです。潮の満ち引きで湯の温度が変わるのだそうです。
また神引展望台というところがあり、遊歩道という名のけもの道を歩いて島で一番高いところに行きました。私と同行者には年末年始に山に登るヘキがあります。このけもの道は背の低い綺麗な草が一面に生えており、高い樹木の間から洩れる日の光が当たるとキラキラとしてまるで黄泉の国のようでした。
展望台からは青い海と新島と八丈島と伊豆半島が見えました。運が良ければ富士山の見える日もあるそうです。
式根島にはくさヤーマンというくさやのゆるキャラがいて、特技がくさや汁を飛ばすという奴なのですが、今調べたら本名が草柳満太郎というらしく、色々ギリギリだなあと思いました。観光案内所にくさヤーマンのぬいぐるみがあったので買ってもらいました。来週のふるさと祭りで東京ドームに来てくれるそうなので、ぬいぐるみを持って会いに行こうと思っています。

話を新島に戻して、年末年始でどこのお店もあまりやっていない中、私達がよく居たのは紅谷というお土産屋さんで、お店の一角にカフェスペースがありコーヒーを入れてくれるのでとても重宝しました。
また民宿も大晦日は恐らくひとつしか営業しておらず、新島に観光で来ている人たちは自然と集められていました。サーファーや島好きのお姉さんなどがおり、私達にコミニケーション能力があればお酒などを飲み交わしながら仲良くなれたのですが、そうもいかなかったので早々に部屋に引っ込み紅白を観て過ごしました。この民宿は年越しそばやひとりにひとつの伊勢海老、元日の朝は鯛など出してくるのでコスパが最高でした。朝食のテーブルには日本酒一升瓶が鎮座していましたが、同行者は朝に弱く私も日本酒が苦手で二人とも飲めなかったので勿体無かったです。

帰りの飛行機は19人乗りとかで、座席も直前に航空会社のお姉さんが体重によって決めるというものでした。プロペラ機はすごく揺れてまた酔いました。飛行機からきれいな海や島の景色の後に建物がびっしり生えている本州を見ると全てぶっ壊してやりたくなる衝動に駆られました。しかし30分後に調布の飛行場に着いた時にはお腹がすいており魚や野菜に飽きていたのでサイゼリヤへ直行しました。

新島の空港に離島経済新聞というフリーペーパーが置いてあったので読んだのですが、離島の人口は地方の例に漏れず減少傾向にあるようです。私は仕事の保障さえあればIターンなどもしてみたいと思っています。記事の中で、直島の方が「人口が減っているのに新築の家が建ち続けているのは何故か?」という問題提起をしていたので興味を持ちました。これに関する団体が直島にあるようなので、次は直島に行ってみたいなと思っています。